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2027年の品川駅は、巨大空中広場に自動運転車が並ぶ時代に?!

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テーマ:ライター記事


 現在、急ピッチで進められている品川駅周辺の基盤整備事業については、このブログでも、過去二度にわたり取り上げてきました。


 今回は、2003年の新幹線 品川駅の開業以降その表玄関としてのお株を港南口に奪われた感のある、品川駅西口地区(=高輪口方面)の再開発事業について触れたいと思います。


■品川駅前に巨大空中回廊?!

 東京都が2014年に取り纏めた「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」(以下、「ガイドライン」という)によると、品川駅・田町駅を中心とする周辺 約630haの土地を対象にして、4つの優先整備地区が定められています。


 なかでも、長きにわたって品川駅の玄関口として親しまれてきた高輪口方面エリア(以下、ガイドラインにならい「品川駅西口地区」という)については、街づくりの誘導の方向性として「新たな価値を創造する場となるMICE(※1)の拠点の形成」を掲げ、今後の再開発が進められようとしています。

 この整備計画で注目すべきは、高輪口の正面を走る第一京浜(国道15号)を横断する1日平均10万人の歩行者が今後25万人/日にまで増加することに鑑み(※2)、品川駅を空中・地平・地下の三層に分割し、品川駅の東西自由通路と、南北に走る第一京浜との立体交差化を実現しようという試みについてです。


 未確定の地下空間に関わる利用方針はさておき、まず2027年までに品川駅高輪口の様相を大きく変えてしまいそうなのは、「西口駅前広場」と呼ばれている空中広場(東西自由通路)の建設です。


≪2018年9月14日付「国道15号・品川駅西口駅前広場事業計画◆中間とりまとめ◆」-「6.将来の姿~品川駅西口駅前広場の機能のイメージ」より≫

 現在、JR品川駅の改札が位置するのは、駅舎の2階部分に当ります。これをそのまま西側に延長し、西口(高輪口)正面を走る第一京浜の頭越しに道路反対側に開発予定のビルとつないでしまおうという、昭和30年代後半に渋谷駅周辺開発のため行われた「渋谷川暗渠化工事」(※3)を彷彿とさせるような、大改造となります。


■品川空中広場の目玉は、自動運転モビリティ(レベル4)の乗降ターミナル!

 9月14日付の日経新聞報道によると(※4)、この品川駅西口駅前広場には、「次世代型交通ターミナル(仮称)」の設置が決まっており、今後、約10年かけ完全運転自動化(レベル5)手前の「高度運転自動化(レベル4)」での近距離の移動が可能な、自動運転の先進スポットとなる見通しです。


≪国土交通省 自動運転戦略本部「自動運転の実現に向けた今後の国土交通省の取組(2018年3月)」より≫

 ここで興味深いのは、この「次世代型交通ターミナル計画」においては、すでに「自動車」「クルマ」といった言葉は使われず、自動運転技術が実装される未来のマシンを指し「モビリティ」(mobility、乗り物・移動手段)という、より広範な意味合いを持つ言葉が使用されていることです。

 これについては、ホリエモンこと堀江貴文さんが、「パーソナルモビリティ」という切り口で、自動運転技術が社会インフラを支える基幹技術として確立してゆく一つの未来像を提示されていますので、ご興味ある方は、以下の記事を一度お読みいただくと参考になると思います。


 この記事のなか述べられている「イス」というモビリティ形態については、過去、日産自動車が自社の自動運転技術「Pro PILOT」をわかりやすく伝えるためのギミックとして「イス」という形を選んでいたり、最近では、車椅子型パーソナルモビリティの開発ベンチャーであるWHILLが約50億円の資金調達に成功したり(※5)と、何かと話題にはなるカタチであったりします。



 さて、目まぐるしい勢いで変貌を遂げていく品川駅周辺。これから10年先には、一体どんな未来が待っているのでしょうか?
 タマホーム不動産では今度もこれからも、こうした品川区のいまと未来に関した情報をお届けできればと考えています。
 既に品川区にお住まいの方も、これから品川区にお住まいになる方も、お住まいの売買をお考えの方は、是非お気軽にタマホーム不動産へご相談ください。

※1 MICE … Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、ビジネストラベルの一つの形態。参加者が多いだけでなく、一般の観光旅行に比べ消費額が大きいことなどから、MICEの誘致に力を入れる国や地域が多い。日本でも、インバウンド振興策の一環として、国や自治体により誘致活動が盛んに行なわれている。(出典:JTB総合研究所 観光用語集「MICE」より引用)
※4 2018年9月18日付 日本経済新聞「品川に自動運転発着点 リニア開業を見据え整備」

取材・文/TN(HN)
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