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宅建士試験 1点の壁を超えて2年めリベンジ!(後編)

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テーマ:ライター記事


 前回は、宅建士試験受験に当たっての「5点免除」制度の本当の効果についてお話ししました。
 
 宅建は勉強方法のコツさえ掴めば、独学でも合格の狙える試験です。さて今回はいよいよ、ネット等を使った無料でかつ効果的な学習方法をご紹介したいと思います。


[1] まずはインプット!

 宅建士試験の受験勉強は、基本的には過去問演習のみで十分です。ただ、合格を確実なものにするためには、膨大な数の過去問演習をこなさねばなりません。学習効果を上げるためにも、宅建士試験の過去問演習に入る前に、まずは宅建士試験の各範囲について基本的な情報をインプットする必要があります。

 このインプットに際し重宝するのが、Youtubeの無料学習動画です。

 私がお勧めしたいのは不動産鑑定士の赤澤禎信先生がやってらっしゃる「akazawa-kantei」チャンネルです。関西弁の軽妙な口調で、時に図表を交えながらテキストを解説してくださるので、宅建初心者の方も、市販テキストを買って馴染みのないフレーズの上を目が滑るくらいであれば、赤澤先生の無料動画を通勤電車のなかで見続けた方が、余程下地は整います。


[2]次はアウトプット。

 赤澤先生の無料動画を一通り見終えたら、次は軽く力試しのフェーズに入ります。
 それにもっとも適していると思われるのが、宅建倶楽部の迷物講師(名物講師じゃないですよ!)こと小口忍先生の「宅建の迷物図書館」です。
 このサイトでは、赤澤先生の無料動画とほぼ同じ順番で(宅建士試験の出題範囲順なので当り前ですが)、小口先生により厳選された宅建士試験の過去問が掲載されています。
 そして何よりこのサイトをお勧めするのは、解説が秀逸。
小口先生の指導方針は、「ストーリー記憶」と「反復による記憶」の二つで、厳選された過去問の一つ一つに「なぜ法律は、そういう考え方をはするのか?」について思わず「なるほど!」と膝を打つ解説が付されています。


[3] いよいよ過去問に挑戦。

 さて、ここまでがウォーミングアップです。
 いよいよ過去問を回すフェーズに入っていきます。
 この時に是非使っていただきたいのが、家坂圭一先生が運営されている「e-takken」(過去問徹底!宅建試験合格情報)のサイトです。このサイトの解説は、先述の小口先生の解説とはまた違い、とにかく根拠となる法律の条文や判例まで、短いセンテンスのなかで具体的に言及されています。よって、小口先生のサイトでウォーミングアップを済ませた受験生の方であれば、自分で根拠法規の原典を当たって、ストーリー記憶を増やしていくことができます。


[4]過去問を回す!

 家入先生のサイトで単年度の過去問を復習し終えたら、今度は一問一答に特化した「過去問クイズ」サイトで、きちんとその年度の過去問の内容を押さえられたか復習します。

 この「過去問クイズ」サイトが優秀なのは、各年度別に、出題範囲が分野毎に分けられている点です。通勤電車の中で一気に50問を終えるのはなかなかしんどいですが、各分野毎の8~20問程度のセットであれば嫌になりません。


[5]さらに過去問を回す!

 この[3]→[4]の流れを、過去10か年分の過去問について必ず繰り返してください。これは私自身の経験ですが、過去7か年分の過去問を3セット回して臨んだ宅建士試験の際、まさにやっていなかった8年前の民法の問題から全く同じ内容の出題があり、その年は1点差で不合格になるという泣くに泣けない結果になってしまいました。

 [3]→[4]の流れを過去10か年分繰り返したあとは、[4]のみで過去問の復習を繰り返し、間違えた問題については[3]で答えを確認するようにします。


3.模試は受けるべきか?

 これも様々な意見があるようですが、私は、独学の方は特に自分のペース管理のためにも、模試は受けた方がよいと思います。
 その理由は二つあります。

(1) 宅建士試験は、2時間で50問を解ききる試験です。1問当り3分もない時間で解き進めないと、見直しはおろか、50問すべてを解答用紙にマークすることもままなりません。この、試験当日の緊張感を予め模試にて経験しておくことのアドバンテージは非常に大きいと思います。

(2) また、複数の模試を概ね1ト月置きに受験するよう配置することで、学習ペースを維持するマイルストーンになります。私の場合は、2週間よりも短いスパンで模試を受けた時には、少し復習のペースが忙しすぎて、復習が不十分なまま次の模試に臨むことになったため学習効果が上がりませんでした。


 宅建士試験の勉強は過去問だけでよいのか?という質問に対しての答えは、間違いなく「イエス」です。
 予想問題等、ヤマ当てに時間をかけるくらいであれば、過去問の復習を何度も繰り返した方が、リベンジ組の皆さんの得点は伸びます。
 当社にも、1点差で泣いた翌年、諦めずに宅建士試験に再挑戦し、見事合格ラインを気にしなくていいような高得点で合格した社員がいます。
 同じような悔しさを胸に、それでもこのままでは終われないと闘志の火を消さないリベンジ組の皆さんの一助にでもなればと思います。


取材・文/TN(HN)
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